セレン整流子をレギュレータレクチファイアーに交換しました。(“茶ミーティング”の帰路トラブル発生)
遠州森町デイトナ本社で開催の“茶ミーティング”に参加した帰りの道中でエンジンの調子が悪くなってきました。エンジン不調の原因は不明、アクアライン金田料金所を出たところでついにエンジンが動かなくなりました。
翌日 軽トラでバイクを回収、ガレージに持ち帰り電装系がヤバイナと調べたらバッテリーが死んでいました。バッテリーの液面がかなり下の方に下がっていました。
バッテリー液を補充し充電したところ13V程度まで復活しました。
新品のバッテリーが一ヶ月少々で液面が下がるのには何か原因があると思います。 思い当たる点は、
① 指定よりもバッテリーの容量が小さい
② 常時ヘッドライトを点灯して走行していたので強充電モードが続き過充電状態になっていた。
(この頃のCB・CLはライトを点灯すると充電の電流が大きくなる仕様です。 デイトナのバッテリーメーターでの表示では17V位まで上がった事があります。高い電圧がバッテリーに供給され続けバッテリー液が沸騰して無くなってしまった?)
③ セレン整流器の不良、
の三つが考えられます。
取り外したセレン整流子、テスターのダイオードモードで測定したら双方向に導通が有りました。
本来は片方向のみの導通のはずです。間違いなくセレンがパンクしている(と、思う)
セレン整流器の代替えにCB・CL-250・350用の整流器(レクチファイアー)を入手しました。レギュレーターが内蔵されています。
レクチファイアーはセレンの代わりにダイオードで整流、レギュレータは過剰電圧を抑えてくれます。テスターをダイオードチェックのモードにしてレギュレーターレクチファイアーをチェックします。緑をマイナスにつなぎ、桃・黄・白に対応する端子にあてがいますが何れも導通はありません。逆相でチェックするとそれぞれ導通があります。
セレンの収まっていたスペースにアルミ板を介してレギュレータレクチファイアーを取り付けました。配線カプラの形状はセレン整流子と同じなので、ポン付けです。
回路図です。CL350はヘッドライト消灯時は黄色と桃色の単相整流、白はヘッドライトに伸びています。ヘッドライトを点灯すると、白線は黄色につながり一緒に整流されます。(強充電) ライト類は交流でも点灯するのでこの方式が採用されているようですが、灯火類をLEDに換えるには灯火回路に直流を供給しなければならないので、回路の改造が必要だと思います。素人の小生にはヨウワカラン!!
この後テスト走行でアカデミアパーク周辺の山道を35キロほど走り回ってきました。走行中のバッテリメーターの数値は14V 代で安定しています。(デイトナのUSB電源・バッテリーメーターが大いに役立っています。)レギュレーターが無いときは17V位まで上がっていたので、これでバッテリーが長持ちすると思います。
ガレージに戻りバッテリーチェック 12.88V 充電されているようです。

イグニッションONでバッテリーメーターの表示 他にも電気が回っているためか12.4V (エンジンを回せば14V位まで上がります。)

ムーブメントを交換したスピードメーターです。中古メーター3台目、過去のメーターは積算距離計の百キロ台の桁上がりで引っかかって止まってしまいました。
現在のメーターでの走行距離は40㎞ほど、交換時 0㎞での実走行距離は 2,927㎞なので、そろそろオイル交換です。

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